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はっぴいえんど [音楽]

団塊の世代には知られているかも知れませんが、「はっぴいえんど」と聞いて、わかる人はどれくらいいるでしょうか。団塊以降の世代でも、音楽に詳しい人ならすぐピンと来るかも知れませんが。

この「はっぴいえんど」は70年代前半の日本のバンドです。今考えるとそうそうたるメンバーです。松本隆(Ds)、大瀧詠一(G,Vo)、細野晴臣(B,Vo)、鈴木茂(G,Vo)の4人ですが、鈴木茂以外はどこかで聞いたことのある名前かも知れません。ちなみに鈴木茂は今年の2月に大麻所持で逮捕されました。大変残念な話です。

松本隆は、「はっぴいえんど」解散後作詞家に転進しています。80年代の松田聖子の曲の多くは松本隆の作詞です。大瀧詠一は「幸せな結末」などでも有名ですね。ちなみに太田裕美のシベリア超特急、ではなくて(おいっ!)、「さらばシベリア鉄道」は松本隆作詞、大瀧詠一作曲です。細野晴臣は、YMOチルドレンなら皆知っていますね。時々CMに出たりもしています。

はっぴいえんどが登場した頃、日本の音楽シーンでは、ロックは日本語で歌うべきか、英語で歌うべきかの大論争が繰り広げられていたそうです。今ではディベートのネタにもならないような話ですが。当時は英語派の代表格が内田裕也で、日本語派ははっぴいえんどだったそうです。具体的にどういう議論が展開されたかは私も殆ど知りません。

1stアルバム「はっぴいえんど」は日本語ロックの金字塔ともいわれています。日本語ののせ方に苦心している様子はうかがえますが、曲自体はなぜか古さを感じません。個人的には自分でライブでも演奏してみたいと思えるような、格好いい曲が揃っています。

詩もかなり独特で、語尾が「~なんです」という歌詞が沢山出てきます。詩の世界に着目すれば、2ndアルバム「風街ろまん」の方が際立っているかも知れませんが。

最近はCDレンタルにも割と出回るようになりました。
タグ:70年代
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