大冒険 [映画・テレビ]
1965年に製作された、クレージーキャッツ結成10周年記念映画です。
私が物心ついた時には既にクレージーキャッツはバラ売りの時代で、一連のクレージーキャッツ主演映画も、全て大学入学後に知りました。クレージーキャッツのメンバー(ハナ肇、植木等、谷啓、犬塚弘、安田伸、桜井センリ、石橋エータロー)も既に半数以上が亡くなりましたが、不朽のB級映画として、いつの時代でも楽しめる作品だと思います。
この作品の監督はクレージー映画おなじみの古澤憲吾です。また、越路吹雪が悪役で、団令子が谷啓の妹役で出ています。その他、冒頭部分で首相役で森繁久弥が、エンディングの結婚式の仲人役で渡辺プロ創業者の渡辺晋・美佐夫妻が出ています。また主題歌はカラオケにも時々入っています。
http://www.youtube.com/watch?v=HcQFdVFnrEs
この映画はバレバレの特撮シーンがいっぱい出てきますが、特撮監督は何とウルトラマンでおなじみの円谷英二です。バイクのスタントで植木等がコケて放り出されるシーンがありますが、これを実際演じたのは当時植木等の付き人だった小松政夫です。またこの映画は、アメリカの映画などにも色々パクられているらしいです。
ストーリー展開はとにかく無茶苦茶です。植木等演ずる週刊トップ記者・植松唯人が、ニセ札の国際犯罪組織の存在を嗅ぎつけて追跡するのですが、警察に犯人に間違えられて指名手配されてしまいます。国際犯罪組織には命を狙われ、警察にも追いかけられ、逃げまくる中で突然歌を歌い出したり、ヤギ運搬車の荷台やら貨物列車の屋根やら次々と乗り換え、鉄橋から落っこちたと思ったら下に馬がいて鞍に着地しそのまま走り出したり、相変わらずのクレージー映画ぶりです。
植木等の隣の住人が谷啓演ずる発明狂の谷井なのですが、この谷井がカラーコピー機を発明します。映画の中では「総天然色万能複写機」として登場します。時代を感じさせます。
小津や黒澤といった世界に名高い巨匠の名作とは対極にある作品ですが(笑)、娯楽性を徹底的に追求した迷作揃いのクレージー映画も、古きよき日本映画を代表する存在だと思います。
私が物心ついた時には既にクレージーキャッツはバラ売りの時代で、一連のクレージーキャッツ主演映画も、全て大学入学後に知りました。クレージーキャッツのメンバー(ハナ肇、植木等、谷啓、犬塚弘、安田伸、桜井センリ、石橋エータロー)も既に半数以上が亡くなりましたが、不朽のB級映画として、いつの時代でも楽しめる作品だと思います。
この作品の監督はクレージー映画おなじみの古澤憲吾です。また、越路吹雪が悪役で、団令子が谷啓の妹役で出ています。その他、冒頭部分で首相役で森繁久弥が、エンディングの結婚式の仲人役で渡辺プロ創業者の渡辺晋・美佐夫妻が出ています。また主題歌はカラオケにも時々入っています。
http://www.youtube.com/watch?v=HcQFdVFnrEs
この映画はバレバレの特撮シーンがいっぱい出てきますが、特撮監督は何とウルトラマンでおなじみの円谷英二です。バイクのスタントで植木等がコケて放り出されるシーンがありますが、これを実際演じたのは当時植木等の付き人だった小松政夫です。またこの映画は、アメリカの映画などにも色々パクられているらしいです。
ストーリー展開はとにかく無茶苦茶です。植木等演ずる週刊トップ記者・植松唯人が、ニセ札の国際犯罪組織の存在を嗅ぎつけて追跡するのですが、警察に犯人に間違えられて指名手配されてしまいます。国際犯罪組織には命を狙われ、警察にも追いかけられ、逃げまくる中で突然歌を歌い出したり、ヤギ運搬車の荷台やら貨物列車の屋根やら次々と乗り換え、鉄橋から落っこちたと思ったら下に馬がいて鞍に着地しそのまま走り出したり、相変わらずのクレージー映画ぶりです。
植木等の隣の住人が谷啓演ずる発明狂の谷井なのですが、この谷井がカラーコピー機を発明します。映画の中では「総天然色万能複写機」として登場します。時代を感じさせます。
小津や黒澤といった世界に名高い巨匠の名作とは対極にある作品ですが(笑)、娯楽性を徹底的に追求した迷作揃いのクレージー映画も、古きよき日本映画を代表する存在だと思います。
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