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島崎藤村旧宅 [歴史的建造物]

長野県佐久市、貞祥寺の森の中にあります。

元々は小諸にあったものを移築したようです。藤村が1899(明治32)年から1905(明治38)年まで6年間暮らした家です。

石段を登った左手にあります。

toson1.JPG

出てきました。木造茅葺平屋建てで、4室あります。

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中に入ります。

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傍らには「俳句ポスト」なるものもあります。

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冬季(12月~3月)は公開していないようですので、ご注意を。

https://www.city.saku.nagano.jp/kanko/spot/meisho_shiseki/shimazakitoson.html
http://www.sakukankou.jp/sightseeing/shimazaki-toson-kyutaku/

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祝・世界遺産登録 田島弥平旧宅 [歴史的建造物]

「富岡製糸場と絹産業遺産群」を形成する一つとして、世界遺産に登録された国指定史跡です。

田島弥平は、優良な蚕種(蚕の卵)を生産する養蚕技法「清涼育」を考案した人物で、この旧宅で養蚕が行われていました。屋根の上に見える「やぐら」が特徴で、このやぐらにある窓を開閉したりして、蚕室の換気を行っていました。

この田島弥平旧宅ですが、個人の私有地のため、一般の観光客が入れるのは庭までとなっています。詳しい説明は、近くの境島小学校脇にある「田島弥平旧宅案内所」で受けられます。資料もありますので、まずはこの案内所から先に行った方がいいです。

案内所から旧宅に向かう途中、桑畑があります。

島村見本桑園

田島弥平の顕彰碑です。

田島弥平旧宅 1

そして旧宅。

田島弥平旧宅 2
田島弥平旧宅 3

東門です。

田島弥平旧宅 4
田島弥平旧宅 5

表門です。

田島弥平旧宅 6
田島弥平旧宅 7
田島弥平旧宅 8

これが主屋です。やぐらも見えます。

田島弥平旧宅 9
田島弥平旧宅 10
田島弥平旧宅 11

付近の住宅にも、同じような特徴の家屋が何軒かあり、かつてはそれらの家でも養蚕が行われていたことがわかります。

田島弥平旧宅 周辺家屋 1
田島弥平旧宅 周辺家屋 2
田島弥平旧宅 周辺家屋 3

この旧宅は群馬県にありますが、利根川の南側にあり、埼玉県の県境まで徒歩数分の場所にあります。かつては利根川が蛇行していて、洪水の後に流路や堤防が整備された結果、埼玉県側の河岸に位置しています。

下の写真は県境です。見えにくいですが、石垣の下、ちょうど中央あたりに小さな標識があります。
民家の敷地を完全に分断しています。固定資産税をどっちに払っているのかは、登記簿次第なのかな?

群馬・埼玉県境

交通は東武伊勢崎線境町駅から無料バスが土日祝祭日に一日5往復運行されています。また、利根川の渡し船「島村渡船」も無料です。自家用車の場合は、利根川の堤防に面した「島村蚕のふるさと公園」の駐車場を利用することになります。

利根川もすぐ近くです。

境島村 利根川

富岡製糸場からはかなり離れているので、一日で両方回るのは、ちょっと厳しいかも知れません。

http://www.city.isesaki.lg.jp
タグ:世界遺産
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旧渋沢邸「中の家」 [歴史的建造物]

「近代日本資本主義の父」ともいわれる、渋沢栄一生誕の地です。埼玉・深谷にあります。「中の家」と書いて「なかんち」と読むようです。深谷市指定文化財です。

この建物自体は明治28年に再建されたもので、渋沢栄一が暮らしていた頃の家はその前に焼失してしまったようです。再建されたこの家は、渋沢栄一が帰郷した際に宿泊し、その部屋も現存しています。

旧渋沢邸「中の家」 1
旧渋沢邸「中の家」 2
旧渋沢邸「中の家」 3
旧渋沢邸「中の家」 4
旧渋沢邸「中の家」 5
旧渋沢邸「中の家」 6
旧渋沢邸「中の家」 7

渋沢栄一が泊った部屋です。

旧渋沢邸「中の家」 8

渋沢栄一の銅像もあります。渡欧する前の姿ですね。

旧渋沢邸「中の家」 9

http://www.city.fukaya.saitama.jp/shibusawa_eiichi/isekishisetsu.html
http://www.saipo.net/area/fukaya/20040004.html
タグ:渋沢栄一
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常滑 廻船問屋瀧田家 [歴史的建造物]

愛知県の知多半島・常滑市にある、江戸末期から明治初期にかけて栄えていた廻船問屋の建物です。今でいうところの運輸業・海運業でしょうか。常滑市指定文化財です。

常滑 廻船問屋瀧田家 1
常滑 廻船問屋瀧田家 2

比較的新しそうに見えたので、かなり修復が施されていたかも知れません。

屋敷の前は坂道になっていて、よく見ると路面も焼き物が詰められています。海岸線はちょっと離れていそうな雰囲気でしたが、昔はもっと海が近かったのかも知れません。

http://www.toko.or.jp/fukei/1_2_takitake.html

常滑 廻船問屋瀧田家 3
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祝・世界遺産登録! 荒船風穴 [歴史的建造物]

富岡製糸場などと共に「富岡製糸場と絹産業遺産群」の一つとして、世界遺産に登録されることになった場所です。私も以前、世界遺産に決まる前に行きました。

ここは自然の冷風を利用した、蚕種(さんしゅ:蚕の卵)の貯蔵所跡です。こんにゃくで有名な群馬・下仁田町のかなり山奥、長野県境へ向かう途中にあります。

蚕種が産み付けられた紙(種紙:たねがみ)を、ここに造られた土蔵式の建物の中で貯蔵していました。それまで年1回のみだった養蚕が、ここで貯蔵することにより、夏や秋にも可能になりました。

私は夏場にここに来ましたが、今でも現地の冷風は健在です。

ちょっと見にくいですが、風穴へ向かう入口の道では29.4度。

荒船風穴 1

風穴の手前では、26度。この辺りでは、冷風が吹き込んで来ているのがはっきりわかります。

荒船風穴 2

そして風穴のすぐ脇では、何と20.6度!入口との温度差、実に8.8度。
さらに風穴の内部は、1.5度!!! 15度ではありませんよ。1.5度です。

荒船風穴 3

1905(明治38)年に1号風穴が造られ、次いで1908(明治41)年に2号風穴、1914(大正3)年頃には3号風穴が建設され、電機冷蔵技術が普及した昭和10年頃まで利用されていたようです。現在建物はなく石垣が残っていて、一見すると城跡のようにも見えます。

荒船風穴 4
荒船風穴 5
荒船風穴 6
荒船風穴 7
荒船風穴 8
荒船風穴 9
荒船風穴 10
荒船風穴 11
荒船風穴 12

この荒船風穴のある場所ですが、下仁田の中心部からはかなり離れています。車で直行しても30分はかかる場所にあります。

私が行った際には、風穴のすぐ脇の駐車場まで車で行けたのですが、世界遺産登録に伴い、車両通行規制がかけられ、別の離れた場所に駐車場が設けられたようです。

http://www.town.shimonita.lg.jp/kyouiku/m01/m01/250.html

今回通行規制がかけられることとなった道路は、現地に近付くにつれ、曲がりくねった山道になってきて、車のすれ違いができる場所も限られていました。

私が走った時は世界遺産登録内定前だったこともあり、幸いにも対向車は全くと言っていいほどなく、そんなに厳しい難所は特に記憶にはありませんが、もし世界遺産に登録されて車が殺到することになったら、一体どうなってしまうのだろうとは思いました。大型観光バスで向かうのもさすがに無理な道に思えました。通行規制は妥当だと思います。

http://worldheritage.pref.gunma.jp/ja/ks003-003.html

荒船風穴 13
荒船風穴 14
荒船風穴 15
荒船風穴 16
荒船風穴 17
荒船風穴 18
荒船風穴 19
荒船風穴 20
荒船風穴 21
タグ:世界遺産
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蒲原宿 [歴史的建造物]

東海道の宿場町だったところです。静岡市清水区(旧蒲原町)にあります。

JR東海道線の新蒲原駅と蒲原駅の間あたりでしょうか。県道から山側に一本隔てた旧東海道沿いに、古い建物が今も色々と残っています。

すぐ近くを東名高速道路が走っていますがICはなく、新幹線はこの付近ずっとトンネルの中なので、普通は見落としてしまう穴場です。

明治・大正期の建物もあったりして、宿場としての役割を終えてからも、割と裕福な街だったのかなとも思えます。

安物のカメラゆえ、ややピンボケしていますが、ご容赦を。

http://www.mapple.net/spots/G02201023401.htm

蒲原宿 1-1
蒲原宿 1-2
蒲原宿 2-1
蒲原宿 2-2
蒲原宿 3-1
蒲原宿 3-2
蒲原宿 4-1
蒲原宿 4-2
蒲原宿 5-1
蒲原宿 5-2
蒲原宿 6-1
蒲原宿 6-2
蒲原宿 7
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福岡河岸記念館 [歴史的建造物]

埼玉県南を流れる新河岸川の回漕問屋(船問屋)の建物が、ふじみ野市(旧上福岡市)で保存公開されています。ふじみ野市指定文化財です。埼玉県の景観重要建造物の指定第1号にもなっています。

新河岸川は川越付近から荒川の右岸沿いを流れ、隅田川に合流する河川で、江戸時代から明治時代にかけて、物資の輸送手段としての舟運が盛んでした。

新河岸川は河川の改修により現在は穏やかな川筋となっていますが、昔の写真を見る限り、舟運が盛んだったころはもう少し水量もあったのかも知れません。

建物は主屋・文庫蔵・離れの3つがあり、離れは木造3階建ての立派な造りです。財力を感じます。

東武東上線上福岡駅から徒歩20分、現地は駐車場もあります。駅からはバスも利用できます。

http://www.city.fujimino.saitama.jp/facility/bunkasports/kashi/HPindex.htm

福岡河岸記念館 1
福岡河岸記念館 2
福岡河岸記念館 3
福岡河岸記念館 4
福岡河岸記念館 5
福岡河岸記念館 6
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湯島聖堂 [歴史的建造物]

江戸時代に造営され、幕府の昌平坂学問所も置かれた、400年弱の歴史を持つ建造物です。入場無料。

湯島聖堂 1
湯島聖堂 2
湯島聖堂 3

孔子像などは、明治維新の際に撤去され、その後元に戻されたようです。
入徳門と水屋以外の建物は関東大震災で消失し、昭和に入り再建されています。

湯島聖堂 4
湯島聖堂 5
湯島聖堂 6
湯島聖堂 7
湯島聖堂 8
湯島聖堂 9
湯島聖堂 10

東京のJR・地下鉄御茶ノ水駅の北側、徒歩数分の場所にあります。私は今まで何度も御茶ノ水駅を利用していましたが、こんな近くにあるとは全く知りませんでした。

http://www.seido.or.jp/yushima.html
タグ:無料
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こんな場所があったのか! 石田堤 [歴史的建造物]

ここはかなりの穴場歴史スポットです。石田三成が築いた堤で、埼玉の鴻巣市(旧吹上町)に一部が残っています。埼玉県指定史跡にもなっています。

豊臣秀吉の小田原攻めの際、北条方についていた成田氏の守る忍城(埼玉・行田市)を水攻めにするために築かれたのが、この石田堤です。

忍城を取り囲むように堤を築き、その中に利根川と荒川の水を引き込み、城を孤立させるのが狙いでしたが、実際は城付近より堤の方に水がたまってしまったり、更には大雨で肝心の堤が決壊してしまい、攻める側にも被害が続出することとなり、結局は落城させることができませんでした。成田氏が城を明け渡したのは、北条氏が降伏した後のことでした。

現在残っている堤は、忍城跡から直線距離にしておよそ4km離れた、行田市と鴻巣市の境界近くの場所にあります。

http://www.city.gyoda.lg.jp/41/03/10/bunkazai_itiran/isidadutumi.html

石田堤 1
石田堤 2
石田堤 3
石田堤 4
石田堤 5
石田堤 6

この石田堤は、東北・上越新幹線をまたぐように残っていて、一部が整備されて石田堤史跡公園となっています。

http://www.saipo.net/11217105.html

石田堤史跡公園 1
石田堤史跡公園 2
石田堤史跡公園 3
石田堤史跡公園 4

また、この場所とは別に、さきたま古墳群の中にも石田堤は残っています。

石田堤 さきたま古墳群 1
石田堤 さきたま古墳群 2
石田堤 さきたま古墳群 3
タグ:旧跡
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浦和くらしの博物館民家園 [歴史的建造物]

埼玉県・旧浦和市内の伝統的な建物が移築されています。さいたま市緑区下山口新田にあります。入場無料。

私のように古い建物が大好きな人間にとっては、たまらない場所です。

これは旧高野家住宅。中山道沿いにあった煎餅店でした。

浦和くらしの博物館民家園 1

旧綿貫家住宅。これも中山道沿いで雑貨や砂糖を扱っていた店倉でした。

浦和くらしの博物館民家園 2

こちらは旧蓮見家住宅。築250年の、さいたま市内で一番古い民家のようです。

浦和くらしの博物館民家園 3

これらはいずれも、さいたま市指定文化財です。

ここには他に、国登録文化財の旧浦和市農業協同組合三室支所倉庫があるのですが、どういうわけか写真を撮り忘れました。

この民家園はJR東浦和駅から徒歩25分。浦和駅からバスを利用した方が楽かも知れません。

http://www.saitama-city.ed.jp/05gakko/minkaen/

浦和くらしの博物館民家園 案内図
タグ:博物館 無料
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