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祝・世界遺産登録 田島弥平旧宅 [歴史的建造物]

「富岡製糸場と絹産業遺産群」を形成する一つとして、世界遺産に登録された国指定史跡です。

田島弥平は、優良な蚕種(蚕の卵)を生産する養蚕技法「清涼育」を考案した人物で、この旧宅で養蚕が行われていました。屋根の上に見える「やぐら」が特徴で、このやぐらにある窓を開閉したりして、蚕室の換気を行っていました。

この田島弥平旧宅ですが、個人の私有地のため、一般の観光客が入れるのは庭までとなっています。詳しい説明は、近くの境島小学校脇にある「田島弥平旧宅案内所」で受けられます。資料もありますので、まずはこの案内所から先に行った方がいいです。

案内所から旧宅に向かう途中、桑畑があります。

島村見本桑園

田島弥平の顕彰碑です。

田島弥平旧宅 1

そして旧宅。

田島弥平旧宅 2
田島弥平旧宅 3

東門です。

田島弥平旧宅 4
田島弥平旧宅 5

表門です。

田島弥平旧宅 6
田島弥平旧宅 7
田島弥平旧宅 8

これが主屋です。やぐらも見えます。

田島弥平旧宅 9
田島弥平旧宅 10
田島弥平旧宅 11

付近の住宅にも、同じような特徴の家屋が何軒かあり、かつてはそれらの家でも養蚕が行われていたことがわかります。

田島弥平旧宅 周辺家屋 1
田島弥平旧宅 周辺家屋 2
田島弥平旧宅 周辺家屋 3

この旧宅は群馬県にありますが、利根川の南側にあり、埼玉県の県境まで徒歩数分の場所にあります。かつては利根川が蛇行していて、洪水の後に流路や堤防が整備された結果、埼玉県側の河岸に位置しています。

下の写真は県境です。見えにくいですが、石垣の下、ちょうど中央あたりに小さな標識があります。
民家の敷地を完全に分断しています。固定資産税をどっちに払っているのかは、登記簿次第なのかな?

群馬・埼玉県境

交通は東武伊勢崎線境町駅から無料バスが土日祝祭日に一日5往復運行されています。また、利根川の渡し船「島村渡船」も無料です。自家用車の場合は、利根川の堤防に面した「島村蚕のふるさと公園」の駐車場を利用することになります。

利根川もすぐ近くです。

境島村 利根川

富岡製糸場からはかなり離れているので、一日で両方回るのは、ちょっと厳しいかも知れません。

http://www.city.isesaki.lg.jp
タグ:世界遺産
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