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神保町にゃんこ堂・姉川書店 [その他書籍]

東京・神保町にある、猫本だらけの書店です。偶然見つけました。

店の外観は普通の個人経営の書店と特に変わりないですが、店に一歩足を踏み入れると、これはビックリ!!店内の半分以上は猫関係の本やグッズで占められています。

猫好きの人は外すべからず。

神保町交差点のすぐ脇、地下鉄神保町駅のA4出口からすぐの場所です。日曜祝日は休みのようなので要注意。

https://ja-jp.facebook.com/nekobon.nyankodo/
https://mobile.twitter.com/anealoha65
http://nekokeizai.com/news/n085/
http://www.tokyo-shoten.or.jp/shop/tokyo/440

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山村美紗 京都・浜名湖殺人事件 [その他書籍]

「浜名湖」という文字に目をひかれ、読んでみました。

知らなかったのですが、何とドラマ化もされていました。

http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-29640

メインの殺人現場は浜名湖畔ですが、浜名湖のどこなのかは不明です。

しかし、話に登場する舘山寺温泉の「九重」というホテルは、「ホテル九重」として実在します。このホテルは私も一度行ったことがありますが、かなり立派な観光ホテルです。「道路から玄関までのアプローチが長い」というくだりも、本物と一致しますので、実際に取材して執筆したのだろうと思います。

浜松土産で有名なうなぎパイも登場します。

また、ほんの少しですが、静岡の駿府城や宝台院も登場します。

やはり推理小説は、知っている土地が出てくると更に興味が増します。

ところで真犯人ですが、私は全く見当がつきませんでした。色々な人が次々と殺され、さすがに殺され過ぎな感じはしましたが、まあ小説ですから。


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「メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故」 大鹿靖明著 講談社文庫 [その他書籍]

東日本大震災の福島第一原発で何が起きたのか、そしてその後東京電力や官僚がどう動いたのかを、詳しく知ることのできる、とてもよい一冊です。

文庫本にしては分厚く、600ページ以上もありますが、それだけ念入りに調査・取材された結果がここに凝縮されていて、読みごたえがあります。


この本を読んで、私がまず率直に感じたこととしては、
①当時のメディアの報道が、いかにいい加減であったか
②東京電力のどうしようもなさもさることながら、経済産業省もそれに劣らず相当悪質だ
という2点に集約されます。

①については、
・日本テレビが福島第一原発の爆発をテレビで伝えたのが、その事実を知ってから1時間後であったことについて、日本テレビ自身がその後今日に至るまで、その是非について何の検証も行っていない。
・海水注入の中断を当時の政権が指示したのではないかと疑われている件は、実際は官邸内に詰めていた東電幹部が、場の空気を(勝手に)おもんばかって判断したものだった。
・鉢呂経済産業相の辞任のきっかけとなった、放射能云々についての発言が、各社全くバラバラであり、何が本当かわからないだけでなく、それを真っ先に報じたのが、その場にいなかった報道機関(産経)だった。
・原発事故後のエネルギー政策の方向性について、将来的な原発ゼロを打ち出したい首相官邸と、原発推進の姿勢を変えたくない経済産業省との間の暗闘について、メディアは殆ど報じていないどころか、ろくに裏も取らずに官僚の巧妙な誘導に安易に踊らされる報道も多かった。
など、メディアの調査報道力の衰えぶりが随所に感じられます。

②については、
・経済産業省内の電力自由化論者や発送電分離推進派が、事故当時にはことごとく左遷されていた状態だった。
・原発に関する世論がどうであろうとお構いなしに、自分たちの権益・利害だけを考えて、官僚たちはひたすら突き進んでいる。
・省として原発推進の旗は降ろさないという唯我独尊ぶりの最たるものが、原発の「やらせ」説明会。
・原発政策見直しのための審議会や検討会に関して、自分たちに都合のよい人選をゴリ押しして、しばしば大臣や官邸ともめるどころか、時には無視してまで突き進もうとしている。
こんな調子なので、経済産業省の役人が一体誰のために働いているのか、よくわからなくなります。


そして、この本について、私の中で一番強く印象に残ったのは、ペーパーテストの点数で積み重ねてきたエリートの知識・能力というのは、こういう想定外、不測の事態では殆ど何も役に立たない、ということでした。

それが、この前代未聞の大事故で、一気に露呈した感じがします。ただ右往左往するだけで、打つべき対策を何も提案できない、東京電力や原子力安全保安院のトップエリートたちは、その最たるものだったと思います。

私自身も、彼らエリートには全然足元にも及ばない存在ではありますが、いわゆる世間でいうところの進学校とよばれる高校に通い、たまたま多少ペーパーテストの点がよかっただけで、大学に進学できた人間です。社会に出てからは、人間としての生きる力、考える力がいささか足りないのではと思う場面もしばしばあります。

小中学生の一斉学力テストの点数に一喜一憂したり大騒ぎする県知事さんも一部にいたりしますが、そういう人たちにもよく考えてもらいたい、そんな一冊ともいえます。


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タグ:原発
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100歳の流儀 新藤兼人著 PHP研究所 [その他書籍]

映画監督・脚本家の故新藤兼人の著書です。内容的には、新藤兼人が過去に書いたり話したりしたことが再構成された形となっています。

2012年の4月に100歳を迎え、その年の5月21日に発行され、そしてその直後の5月29日に亡くなっています。

まえがきの冒頭には「満100歳の誕生日を迎えた」とあり、そしてそのまえがきの終わりには「みなさん、さようなら」ともあり、結果的に最晩年の遺言のようなものになっています

この本では、新藤兼人が映画の世界に飛び込んだ後、色々な人との出会いによって、どういう映画人生を歩んだのか、そして作品を作る中で何をどう感じたのか、ということが色々と記されています。また、若くして亡くなった最初の妻に、精神的にかなり支えられていたことも、本の中で何度も触れられています。

どういう人と出会うかによって人生は大きく変わるものだ、ということを改めて感じさせられる内容です。

私はまだ新藤兼人の映画作品を見たことがないのですが、新藤兼人は映画の中で一貫して生身の人間の真実を常に追い続けてきたということが、この本からは読み取れます。作品を何か1本見た方がいいなと思いました。

また、この本には「要領よく生きなければ競争に負けると 思っているなら それはまやかしである」という項目があるのですが、日頃要領の悪い私には非常に勇気のもらえる言葉でした。要領よりも真面目に一歩一歩生きる強い心が大事だと、この本は訴えています。

90歳を過ぎてからは、お孫さんと同居生活を送っていて、その様子も少し書かれています。少々うらやましくも思いました。

ボリュームはそれほどなく、読むのが遅い私でも割とあっという間に読み切ることができました。


100歳の流儀 [ 新藤兼人 ]


タグ:映画
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多摩ら・び No.72 特集 清瀬 [その他書籍]

多摩ら・び No.72 特集 清瀬
2月15日、まもなくの発売です。東京・多摩地区の地域情報誌です。

掲載記事の半分以上を、一般市民が直接取材・執筆している、
地域密着の内容です。

一般読者と同じ目線で、商業主義や売れ線に走り過ぎることなく、
市民の興味や感じたことが素直に表現されています。

何を隠そう、私も実は一枚噛んでおります。

手前味噌ではありますが、カラー写真も豊富で、かなりしっかりした仕上がりになっています。

ぜひ、手にとってご覧下さい。

東京・多摩地区の書店で取り扱っていますが、
こちらからも入手できます。
↓ ↓ ↓ ↓
http://www.keyaki-s.co.jp/lavie/lavie72.html
タグ:多摩 清瀬
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浜田幸一著 「永田町、あのときの話」 講談社文庫 [その他書籍]

元衆議院議員のハマコーの書いた本です。初版が94年2月ですので、ハマコーが政界を引退した翌年の出版です。最近はテレビであまり見かけなくなったと思ったら、何か事件で逮捕されたりもしたようですが。

この人がツイッターをやっていたのは意外と知られていますね。ツイッターのことをタダで配れるビラのようなものだと捉える鋭さなど、やはり凡人で終わる人ではなかったのだなと思ったりもします。

それはさておき、この本では、派閥政治全盛の頃の、昔の自民党のことが色々と詳しく書かれています。

確か小泉元首相が自民党総裁選で再選された頃、宮沢元首相がテレビのインタビューで、「今回の総裁選は本当にきれいな(=クリーンな)選挙になった。それだけは褒めてもらいたい」というようなことを語っていました。

その“きれいになる前”の自民党のことが、この本には色々と書かれています。今の政治とは隔世の感があります。

ハマコーが東京湾横断道路の建設をライフワークと考えていたことも、この本には記されています。東京湾横断道路ができることによって、千葉や神奈川、そして東京も変わり、日本中が変わる、と考えていたようですが、残念ながらそこまでの効果は現在見受けられません。

この本から何か学ぶことがあるかというと、直接的にはあまりないような気もしますが、ハマコーが努力を重ねてきた人であること、昔の政治家は金の使い方はともかくとして、人情のわかる懐の深い人が多かったということなどは、この本からうかがい知ることができます。
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反転 [その他書籍]

元検事、いわゆるヤメ検の田中森一元弁護士の著書です。幻冬舎から出ています。

この人は許永中絡みの詐欺事件に連座して逮捕され、裁判で有罪が確定した人物です。許永中の事件は私も報道で知っていましたが、この人の名前はこの本を読むまで知りませんでした。イトマン事件や住専問題に絡む人物とも交流があり、また自民党のかつての安倍派の顧問弁護士などもしていました。

暴力団幹部とも顔なじみで、「普通に裁判をやっていたらいつ決着するのかわからない問題も、暴力団が間に入れば簡単に解決する」ようなこともこの本では述べられていて、書いてあることを全面的に容認するのはちょっと困難な内容です。

しかしながら、マスコミが明らかにしない内容も書かれていて、興味深い部分は色々とあります。

私が目を引いたのは、リクルート事件の本当の闇の部分です。リクルートコスモスの未公開株が政治家の秘書に渡ったことが、贈収賄の疑いで当時大きな問題となっていましたが、検察が狙っていたこの事件の本丸は、岩手の安比高原開発に絡む保安林指定の解除の問題だったのではないか、とこの本では述べられています。そのターゲットであったのが農林族の故加藤六月自民党衆議院議員で、この著者はその弁護も引き受けています。

また、東京地検特捜部は決して正義ではないというようなことも書かれています。この人が特捜部に逮捕されたことを差し引いて考える必要があるかとは思いますが、検察は最初に自分でストーリーを作ってしまい、捜査の中でそれに矛盾する事実が出てきても無視したりする、などと述べられています。

この人自身が大阪地検と東京地検の各特捜部の勤務経験もあり、検察の捜査においては検事ではない事務官の役割も非常に大きいことなど、マスコミ報道では知り得ない裏事情も色々と書かれています。この手の本も1冊くらいは読むと面白いと思います。


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