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ターゲットは幕末!京都の穴場 3 [京都]

寺田屋の後は京阪の中書島駅へ向かいました。この駅はかつては京都市電の終点でした。軌道の跡は現在道路になっています。

京阪電車で西へ一駅、淀駅で下車しました。一駅乗っただけで200円、時間も4~5分かかり、結構距離がありました。

淀駅からの目的地の一つは千両松でした。ここは鳥羽伏見の戦いの激戦地で、新選組の井上源三郎もここで命を落としています。

慰霊碑があるらしいので、駅から歩いて行ってみたのですが、ちゃんと場所の載っている地図を持たずに行ったため、人通りも殆どない中30分以上うろうろ探し回った挙句、見つけることができませんでした。駅にも地図がなく、多分誰も滅多に訪れないのでしょう。残念でした。

もう一ヶ所の目的地は淀城跡でした。こちらは駅のすぐ脇にありました。現在の淀城は南北を線路と道路に削られています。城の中は公園や駅の自転車置き場、有料駐車場、神社などになっています。城の西側の堀と石垣はしっかり残っています。天守台の石垣もかろうじて残っています。

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この淀城は鳥羽伏見の戦いの当時は川と川の合流点の中洲のようなところにあったようです。緒戦で敗れた旧幕府軍がこの淀城まで退却してきて、ここで体勢を立て直そうとしますが、淀藩はなぜか城門を開けようとしませんでした。結局旧幕府軍は城内に入れず、更に退却を続けることになります。

この淀藩は幕府老中の稲葉家の藩でしたが、この時点で旧幕府を見限ったことになります。しかもこの稲葉家は、3代将軍家光の乳母春日局の実家です。津藩藤堂家の寝返りと並んで、旧幕府軍には痛手でした。

現在の淀駅周辺は、普通のベッドタウンという雰囲気です。

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タグ:幕末 京都
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