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親不知の抜歯 [身体]

曲がって生えてきたり、すぐに虫歯になったり、色々厄介なことの多い親不知。中には一生歯茎に埋もれて生えてこない人もいるみたいですね。

私は20歳の時にはもう4本ともあったような気がしますが、数年前に1本抜きました。

その前から会社の歯科検診などで、歯肉炎を起こしやすくなっているので抜いた方がいいと言われていたのですが、年寄になるまで歯はなるべく温存しておきたいと思って、抜かずにいました。

そもそもは奥歯に虫歯らしき違和感が元々あったのですが、それが多少目立つようになってきたので、治療のために歯科医院に行きました。

米国にいる友人から、日本の歯科技術は米国に比べてかなり遅れていると以前聞いていたので、新しい技術を身に付けた若い歯医者さんの方がいいかと思って、近年新しくできた近所の歯科医院に行きました。

そうしたら、何と自分が虫歯だと思っていた歯は虫歯ではなくて、その1本奥の親不知が1本虫歯になっていて、とんでもないことになっていました。

その親不知にはドリルが届かず、それを抜いても人間にとって必要な本数は足りているし、放っておくと隣の歯まで虫歯になると言われました。怪しいと思った歯は、どうも磨り減って多少違和感が生じていたようで、処置をする必要はない歯とのことでした。

予想外の展開に唖然としました。ちょっと考えて、やはり抜こうと思ったのですが、その日は時間もなかったので、次回抜くことにし、歯石取りだけにしました。帰りに衛生士さんから、次回は覚悟を決めてきて下さいと言われました。すごいことを言うものだと思いました。

次の通院まで日が多少あったので、親不知を抜いたことのある友人などに色々様子を聞きました。なかなか抜けなくて歯を四分割したとか、抜いた後三日三晩寝れなかったとか、強烈な話を色々聞きました。

で、次に行った時に抜きました。先生が麻酔を上手に打ってくれて、抜く時もいつ抜けたのかわからないくらいでした。歯は記念にもらいました。抜いた後も「1日2日血が出続けるけれどそれは正常で、ばい菌が入るのを出血で防いでいる」と丁寧に説明してくれました。化膿止めと痛み止めの薬もくれて、初日は違和感ありましたが、後はどうということはなかったです。私は幸運だったのでしょうか。

私の行ったところがたまたまよかったのかも知れませんが、最近の若手の歯医者さんはなかなかいいと思いました。本当に時間をかけて丁寧に説明してくれますし、私の行ったところは、治療椅子の脇に1人1台液晶テレビがあって、待っている間も退屈しないようになっていました。

子供の頃にやはり抜歯をしたことがありますが、麻酔がなかなか効かなくて注射を何回も刺すのでものすごく痛くて、しまいには麻酔液を歯の上からぶっかけられて、飛び上がりそうになったことがあります。それと比較すると本当に天と地ほどの差でした。
タグ:歯科
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