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大関互助会とは? [相撲]

最近は相撲通でなくても聞いたことのある単語かも知れません。事の真偽は定かではありませんが、成績の低迷する大関が目立つようになると、しばしばささやかれる言葉です。

栃若時代以前の大関については私もよく知らないのですが、現代の大相撲においての大関互助会のはしりといわれたのは、無気力相撲を疑われた前の山と琴桜あたりになるのでしょうか。大麒麟はどうなのか、ちょっとわかりませんが。

その後となると、世間でささやかれたのは朝潮、北天佑、若嶋津あたりでしょうか。3人の中で、若嶋津は割と早く引退してしまいましたが、朝潮と北天佑は、どちらかが7勝7敗で千秋楽に対戦することが多かった印象があり、余計に注目を集めたかも知れません。

この両者の対戦で、片方が7勝8敗になったことは恐らくないのではと思います。あうんの呼吸なのか、空気を読んだ結果なのか、たまたまそうなったのか、よくわかりません。北天佑は朝潮引退後、それでもまだ余力を感じさせる形での引退でしたが、朝潮は本当に晩年はヨレヨレの相撲でした。

ちなみに朝潮は現在の高砂親方、朝青龍の師匠です。北天佑は大麻事件で解雇された白露山の元師匠ですが、事件勃発前に病気で亡くなってしまいました。

某SNSにも「大関互助会」というコミュニティがありました。コミュニティの紹介文に、「千秋楽7勝7敗では,世界最強無敵を誇る朝潮太郎」と書いてあり、思わず笑ってしまいました。こういうユーモアたっぷりなのはいいですね。

朝潮は決して勝負強いタイプではなく、大関昇進にも何度も失敗しているし、優勝決定戦でもよく負けていて、結局優勝は1回にとどまりました。ただし横綱北の湖にはめっぽう強く、対戦成績でも不戦勝による1勝を含む、13勝7敗と大きくリードしています。

北の湖は優勝した場所でも朝潮に全勝を阻止されたり、痛いところで星を落としたりしています。朝潮は引退の時に、北の湖に対戦成績で大きく勝ち越したことは誇りに思う、と語っていました。
タグ:大関 大相撲
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