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クレーマーは果たして幸せか? [日常・社会]

近年、クレーマーの存在があちこちで取り沙汰され、社会問題化するようになりました。顕著になったのは、特にここ10年くらいでしょうか。ビジネスの世界でも、外部のクレーマー対策に悩まされている職場は少なくないと思います。

ところでふと思うのですが、クレーマーというのは、普段幸せな人生を送っているのでしょうか。

どうも私は、そういう人たちは、その潜在的な部分で、何か心が満たされていないのではないかという気がしてなりません。

本人からしたら、権利意識が高くて、主張すべきは主張するのだという、一種の正義感のようなものに駆られてのことかも知れません。確かに、泣き寝入りはよくないと私も思います。

しかしそれは一方で、程度の問題ではないかとも思います。何でもかんでもクレームを申し立てるのは、不平不満をただ単に他人にぶつけているだけではないのか、と世間に思われても仕方がないようにも思います。

そういう人たちというのは、多分そのクレームが通って、自分の思い通りになったとしても、それで本当に満足はできないのではないかとも思います。しばらくするとまた他にクレームの種を見つけて、その改善・解決を他人に要求する行動に出るのでは、という気がしてなりません。

要するに、その本人の日常生活の中で、心の充足感が慢性的に欠乏していて、クレーム行為はそれを埋め合わせるための行動なのではないか?

でもそれでは本人の抱える心の根本的な問題は解決されるはずもありません。その心の問題というのは、人それぞれ千差万別だと思うので、具体的な解決策は私にもわかりませんが、どうもそんな気がして仕方ないです。

私は心の専門家ではないので、これはあくまで推測ですが、人からの愛情をあまり受けていない、褒められていない、認められていない、そういった何か満たされていないものが、潜在的にあるのかも知れません。とにかく何らかの理由で、心の寛容さを失っているのだろうと思います。少なくとも、その人の持って生まれた性格の問題ではないような気がします。

あなたの周囲に、そんな存在の人は思い当たりませんか?
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