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ふざけるな!架空請求 [日常・社会]

私のところに先日、意表を突く架空請求書が郵送されてきました。

国際コレクトコールの通話料請求書でした。もちろん全く身に覚えはありません

中身もまあとにかくデタラメで、迷惑千万。バカタレ!!!と一喝してやりたくなるような請求書でした。その矛盾に満ちた内容を列挙します。


1.数年前まで住んでいた古い住所宛に、当時使っていた固定電話番号に対しての請求。

2.利用年月日には今年の日付が記されていたが、当然その日に私はその古い住所には住んでいない。しかも転居の際に電話番号も変更になり、現在は恐らく他人の電話番号になっているか、もしくは使われていない。

3.請求年月が○年○月分と記されていたが、利用日の日付が2011年なのに対して、請求年月の方は平成22年、すなわち2010年・・・。明らかに矛盾!!!

4.念のため、業者のサイトを見たところ、料金に関する説明のページがない。国際通話も本業ではない雰囲気で、何をしている企業か今一つつかめない。


1と2を見てもらえれば一目瞭然ですが、私がそのコレクトコールを受信することは物理的に不可能です。

しかも利用日と請求対象月が一致しておらず、ウソ丸出し。また、請求書としての体をなしていません。事務職の人間なら、絶対にやってはいけない類の間違いです。

詐欺的行為に対してこんなことを言うのも変ですが、仕事を真面目にやっていませんね。デタラメの宛先、デタラメの電話番号、デタラメの日付。いい加減にしろ!!!という感じです。

サイトも怪しいので、私が直接業者に連絡することは避けました。

支払期限が2週間後と、あまり時間もありませんでしたので、すぐに行政の消費者支援窓口に電話しました。請求書と封筒をFAXで窓口に送信し、こちらの状況も伝えた上で、行政の担当者の方が業者に問い合わせをしてくれました。

その結果、業者の方で請求を取り下げる、という結論を得ました。とりあえず一安心しました。

とんだ災難で驚きましたが、こういう時はまず行政に相談するのが一番的確と実感しました。担当者の方もとても丁寧に対応してくれました。

行政サイドにも今回の記録がきちんと残れば、今後世間で同じような案件が発生した際にも、対処の参考にしてもらえるのではと期待しています。


この業者が悪徳詐欺集団なのか、私は明確な証拠をつかんでいるわけではありません。しかし仮にこの業者が普通の企業で、単純にデタラメな処理をした会社としても、私にとっては架空請求であることに変わりありません。

もし普通の会社でこんなデタラメな請求書を作ったのなら、なぜそういうことになったのか、きちんと考えて、再発防止の手段をしっかり取らなければいけない話です。会社の信用にかかわると同時に、何の関係もない人間に、一方的に不愉快な思いをさせているわけですから。

ちなみにこの業者からは、私に対する謝罪の言葉は何もありません。業者が私に直接コンタクトを取りようがないとはいえ、行政の担当者経由の伝言すらありませんでした。
タグ:架空請求
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