新版「週刊ポスト」は大相撲八百長をこう報じてきた 「週刊ポスト」編集部・編 小学館新書 [相撲本]
大相撲の八百長を知る入門書のような一冊です。
内容は、八百長相撲追及の本家本元・週刊ポストの過去の報道がまとめられた、ダイジェスト版のような形になっています。2011年2月に発覚した大相撲八百長メール事件の翌月に緊急出版されています。
週刊ポスト編集部は2000年5月にも、「週刊ポストは『八百長』をこう報じてきた」(小学館文庫)を出版していますが、今回の本はその内容に序章を新たに加え、新書版として再構成されています。
私が以前勝手に名付けた「八百長三部作」(「八百長」元大鳴戸親方著、「中盆」元小結板井著、「週刊ポストは『八百長』をこう報じてきた」週刊ポスト編集部・編)のうちの1冊が、この八百長メール事件を受けて、リニューアルされた格好です。
ただし、今回の新書版が出た段階では、まだ八百長力士の処分が決定されていませんでしたので、八百長メール事件そのものについての具体的な事実には、殆ど触れられていません。その点がちょっと残念ではありますが、1980年の元十両・四季の花の証言以来、他誌の追随を許さない徹底した取材・追及ぶりが、この一冊に凝縮されています。
目次の後にいきなり「『八百長』を知る基礎用語」なるものが4ページにわたって書かれており、八百長用語のみならず、相撲の基礎知識も補完できるようになっています。八百長用語に関しては、「注射」「ガチンコ」「中盆」この3つが基本かなと思います。
内容は、八百長相撲追及の本家本元・週刊ポストの過去の報道がまとめられた、ダイジェスト版のような形になっています。2011年2月に発覚した大相撲八百長メール事件の翌月に緊急出版されています。
週刊ポスト編集部は2000年5月にも、「週刊ポストは『八百長』をこう報じてきた」(小学館文庫)を出版していますが、今回の本はその内容に序章を新たに加え、新書版として再構成されています。
私が以前勝手に名付けた「八百長三部作」(「八百長」元大鳴戸親方著、「中盆」元小結板井著、「週刊ポストは『八百長』をこう報じてきた」週刊ポスト編集部・編)のうちの1冊が、この八百長メール事件を受けて、リニューアルされた格好です。
ただし、今回の新書版が出た段階では、まだ八百長力士の処分が決定されていませんでしたので、八百長メール事件そのものについての具体的な事実には、殆ど触れられていません。その点がちょっと残念ではありますが、1980年の元十両・四季の花の証言以来、他誌の追随を許さない徹底した取材・追及ぶりが、この一冊に凝縮されています。
目次の後にいきなり「『八百長』を知る基礎用語」なるものが4ページにわたって書かれており、八百長用語のみならず、相撲の基礎知識も補完できるようになっています。八百長用語に関しては、「注射」「ガチンコ」「中盆」この3つが基本かなと思います。
コメント 0