祝・世界遺産登録! 荒船風穴 [歴史的建造物]
富岡製糸場などと共に「富岡製糸場と絹産業遺産群」の一つとして、世界遺産に登録されることになった場所です。私も以前、世界遺産に決まる前に行きました。
ここは自然の冷風を利用した、蚕種(さんしゅ:蚕の卵)の貯蔵所跡です。こんにゃくで有名な群馬・下仁田町のかなり山奥、長野県境へ向かう途中にあります。
蚕種が産み付けられた紙(種紙:たねがみ)を、ここに造られた土蔵式の建物の中で貯蔵していました。それまで年1回のみだった養蚕が、ここで貯蔵することにより、夏や秋にも可能になりました。
私は夏場にここに来ましたが、今でも現地の冷風は健在です。
ちょっと見にくいですが、風穴へ向かう入口の道では29.4度。
風穴の手前では、26度。この辺りでは、冷風が吹き込んで来ているのがはっきりわかります。
そして風穴のすぐ脇では、何と20.6度!入口との温度差、実に8.8度。
さらに風穴の内部は、1.5度!!! 15度ではありませんよ。1.5度です。
1905(明治38)年に1号風穴が造られ、次いで1908(明治41)年に2号風穴、1914(大正3)年頃には3号風穴が建設され、電機冷蔵技術が普及した昭和10年頃まで利用されていたようです。現在建物はなく石垣が残っていて、一見すると城跡のようにも見えます。
この荒船風穴のある場所ですが、下仁田の中心部からはかなり離れています。車で直行しても30分はかかる場所にあります。
私が行った際には、風穴のすぐ脇の駐車場まで車で行けたのですが、世界遺産登録に伴い、車両通行規制がかけられ、別の離れた場所に駐車場が設けられたようです。
http://www.town.shimonita.lg.jp/kyouiku/m01/m01/250.html
今回通行規制がかけられることとなった道路は、現地に近付くにつれ、曲がりくねった山道になってきて、車のすれ違いができる場所も限られていました。
私が走った時は世界遺産登録内定前だったこともあり、幸いにも対向車は全くと言っていいほどなく、そんなに厳しい難所は特に記憶にはありませんが、もし世界遺産に登録されて車が殺到することになったら、一体どうなってしまうのだろうとは思いました。大型観光バスで向かうのもさすがに無理な道に思えました。通行規制は妥当だと思います。
http://worldheritage.pref.gunma.jp/ja/ks003-003.html
ここは自然の冷風を利用した、蚕種(さんしゅ:蚕の卵)の貯蔵所跡です。こんにゃくで有名な群馬・下仁田町のかなり山奥、長野県境へ向かう途中にあります。
蚕種が産み付けられた紙(種紙:たねがみ)を、ここに造られた土蔵式の建物の中で貯蔵していました。それまで年1回のみだった養蚕が、ここで貯蔵することにより、夏や秋にも可能になりました。
私は夏場にここに来ましたが、今でも現地の冷風は健在です。
ちょっと見にくいですが、風穴へ向かう入口の道では29.4度。
風穴の手前では、26度。この辺りでは、冷風が吹き込んで来ているのがはっきりわかります。
そして風穴のすぐ脇では、何と20.6度!入口との温度差、実に8.8度。
さらに風穴の内部は、1.5度!!! 15度ではありませんよ。1.5度です。
1905(明治38)年に1号風穴が造られ、次いで1908(明治41)年に2号風穴、1914(大正3)年頃には3号風穴が建設され、電機冷蔵技術が普及した昭和10年頃まで利用されていたようです。現在建物はなく石垣が残っていて、一見すると城跡のようにも見えます。
この荒船風穴のある場所ですが、下仁田の中心部からはかなり離れています。車で直行しても30分はかかる場所にあります。
私が行った際には、風穴のすぐ脇の駐車場まで車で行けたのですが、世界遺産登録に伴い、車両通行規制がかけられ、別の離れた場所に駐車場が設けられたようです。
http://www.town.shimonita.lg.jp/kyouiku/m01/m01/250.html
今回通行規制がかけられることとなった道路は、現地に近付くにつれ、曲がりくねった山道になってきて、車のすれ違いができる場所も限られていました。
私が走った時は世界遺産登録内定前だったこともあり、幸いにも対向車は全くと言っていいほどなく、そんなに厳しい難所は特に記憶にはありませんが、もし世界遺産に登録されて車が殺到することになったら、一体どうなってしまうのだろうとは思いました。大型観光バスで向かうのもさすがに無理な道に思えました。通行規制は妥当だと思います。
http://worldheritage.pref.gunma.jp/ja/ks003-003.html
タグ:世界遺産
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