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「嫌いなことでも好きになれる」 魁皇博之著 徳間書店 [相撲本]

大相撲の元大関魁皇(現浅香山親方)が引退した2011年に出した本です。

この本は、「嫌いなことでも好きになれる」かどうかについては、私が読んだ限りそれほど説得力は感じられませんでしたが、魁皇の大相撲入門前から引退後に至る土俵人生を振り返る一冊となっています。

魁皇自身が最初は相撲が好きではなくて、一度は相撲部屋から脱走を試みたりしたことは、魁皇ファンにはよく知られているかと思います。そういったことから付けられたタイトルだろうと思います。

引退会見の際に魁皇本人が挙げた「思い出の一番」である、大関昇進前、2000年初場所の武双山戦のことも、まえがきに真っ先に書かれています。あの会見の通り、消極的な相撲で惨敗してから、相撲に対する取り組み方を変えたことなどが、本文にも色々と記されています。

また、魁皇の現役時代の晩年は、大相撲に不祥事が立て続けに起こった時期でしたが、この時に魁皇がいなかったら、大相撲は更にとんでもない方向に進んでしまったのではないかとも、この本からは感じさせられます。

ちなみに魁皇の引退会見はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=O3TkwoRbg84

それにしても、ワードの変換で「魁皇」が一発で出るあたりは、さすが優勝5回の最強大関です。


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タグ:大相撲 大関
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