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鞆の浦の旅 2.桝屋清右衛門宅 [鞆の浦]

幕末のいろは丸事件の際に、坂本龍馬が宿泊していた商家です。何と坂本龍馬が、この鞆の浦にも来ていたとは!

いろは丸事件というのは、坂本龍馬の海援隊が借り受けていた伊予・大洲藩のイギリス製蒸気船・いろは丸が、1867年に岡山県六島付近の瀬戸内海で紀州藩の軍艦と衝突・沈没し、交渉の末に紀州藩が賠償金を支払った海難事故です。

その交渉が鞆の浦で行われ、坂本龍馬はこの桝屋清右衛門宅の屋根裏部屋のようなところに宿泊していました。当時は「才谷梅太郎」という偽名を使っていたようです。

その後長いこと完全に忘れ去られていましたが、「坂本龍馬が屋根裏部屋に泊った」との伝承を元に1989年に調査が行われ、この部屋が発見されました。2011年から一般公開されています。

私は鞆の浦へ来るまで、この商家の存在どころか、いろは丸事件の談判が鞆の浦で行われていたことすら知らず、驚くとともにここへ来られてラッキーでした。

http://www.konnichiha.com/masuya/


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はしごの架かっている場所の天井板が外れ、屋根裏部屋へつながっています。

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海も目と鼻の先です。

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