鞆の浦の旅 ７．波止

「はと」と読みます。今でいうところの防波堤です。現地に行った後で知ったのですが、これも江戸時代の港湾遺産だそうです。

鞆の浦の旅 ６．雁木

「がんぎ」と読みます。常夜燈と並ぶ、鞆の浦のシンボル的存在ではないかと思います。江戸時代に造られた、船着場の石段で、貴重な港湾遺産です。






こちらは潮が引いている時です。観光客も来ていますね。





雁木の前にある、鞆の津の力石も。



鞆の浦に来たからには、間違いなくしっかり見ておきたい場所です。

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鞆の浦の旅 ５．鞆の津の商家

江戸時代の商家の建物が、土日祝日に無料公開されています。







建物の中はこんな感じです。３月頃は、雛飾りも展示されています。












http://tomomonogatari.com/town/vol02/
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/bunka/5144.html

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鞆の浦の旅 ４．保命酒

鞆の浦の特産品として、外すべからざる一品。それが「保命酒」（ほうめいしゅ）です。

養命酒に名前が似ていますが、保命酒の方が歴史は長く、江戸時代前期以来の日本最古の滋養強壮薬味酒です。

現在、保命酒を製造販売している店は鞆の浦に４軒ありますが、そのうちの１軒、入江豊三郎本店がこちらです。




歴史を感じます。

３０００円以上購入で、送料が無料になるので、お土産を沢山買う時は、ここでまとめて買ってしまうと、帰りが楽になります。

http://www.iriehonten.jp/

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鞆の浦の旅 ３．龍馬談判の町家 旧魚屋萬蔵宅

幕末の海難事故、いろは丸事件の際、海援隊の坂本龍馬が相手方の紀州藩と談判に及んだ町家が、今も鞆の浦に残っています。

現在は宿泊施設として利用されています。

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鞆の浦の旅 ２．桝屋清右衛門宅

幕末のいろは丸事件の際に、坂本龍馬が宿泊していた商家です。何と坂本龍馬が、この鞆の浦にも来ていたとは！

いろは丸事件というのは、坂本龍馬の海援隊が借り受けていた伊予・大洲藩のイギリス製蒸気船・いろは丸が、１８６７年に岡山県六島付近の瀬戸内海で紀州藩の軍艦と衝突・沈没し、交渉の末に紀州藩が賠償金を支払った海難事故です。

その交渉が鞆の浦で行われ、坂本龍馬はこの桝屋清右衛門宅の屋根裏部屋のようなところに宿泊していました。当時は「才谷梅太郎」という偽名を使っていたようです。

その後長いこと完全に忘れ去られていましたが、「坂本龍馬が屋根裏部屋に泊った」との伝承を元に１９８９年に調査が行われ、この部屋が発見されました。２０１１年から一般公開されています。

私は鞆の浦へ来るまで、この商家の存在どころか、いろは丸事件の談判が鞆の浦で行われていたことすら知らず、驚くとともにここへ来られてラッキーでした。

http://www.konnichiha.com/masuya/




はしごの架かっている場所の天井板が外れ、屋根裏部屋へつながっています。







海も目と鼻の先です。

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鞆の浦の旅 １．鞆の浦観光情報センター

広島県の鞆の浦は、福山市の南端に位置する、歴史的価値の非常に高い港町です。

足利義昭、朝鮮通信使、七卿落の公家たち、そして坂本龍馬など、歴史上の人物も数多く足を踏み入れています。また、江戸時代の港湾設備が現在も町ごとほぼそのまま残り、世界遺産級の価値があるともいわれています。

というわけで私も以前一度行ってみたのですが、小さな町ながら、かなり濃厚な旅になりました。この先２７回に分けて、記事を載せていくことにします。

福山駅からバスで３０分、終点の鞆港の一つ手前、鞆の浦バス停で下車すると、目の前に鞆の浦観光情報センターがあります。まずはここで情報収集してから回るのがよいでしょう。

http://tomomonogatari.com/town/vol07/
http://www.fukuyama-kanko.com/annai/




バス停の目の前は、海です。

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