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蛭ヶ小島・韮山反射炉・江川邸 [伊豆長岡・韮山]

いずれも伊豆の韮山(伊豆の国市)にある歴史観光の穴場です。

ここに関係のある人物は2人、源頼朝と江川太郎左衛門英龍です。時代は平安鎌倉時代と江戸時代で全くかけ離れていますが。

頼朝の関係はほんのわずかなのですが、挙兵するまで幽閉されていた蛭ヶ小島はこの韮山にあります。今は畑(田んぼ?)のど真ん中にわずかに石碑と古い農家の保存建造物があるだけですが。

江川太郎左衛門英龍(別名江川坦庵)はあまり知られていませんね。私も知ったのはここ10年のことですが、幕末の韮山代官です。伊豆は江戸時代幕府の直轄地で、代々世襲の代官のが治めていました。

東京のお台場はなぜお台場というのか?外国船の攻撃に備えて、東京湾に幕府が砲台を設置する台場を築いたことからきています。今でも第3台場と第6台場?は残っていますね。この台場の設計をしたのが、英龍です。

幕末は黒船以前から異国船が近海に出没するようになり、伊豆もその位置関係上、海防を強く意識せざるを得ない環境下だったこともあって、英龍も早くから砲術の研究などに取り掛かっていました。鉄を作るのに必要な反射炉の建設にもとりかかり、残念ながら完成前に英龍は亡くなっていますが、この反射炉は我々も見ることができます。

ちなみに日本国内に現存する反射炉は萩と韮山の2ヶ所のみだそうです。私は両方見に行きましたが、韮山の方が保存状態はいいです。萩の方はさびれていますが、無料で見れます。

韮山反射炉とちょっと離れていますが、江川家の屋敷も保存されていて、見ることができます。城ではないのであまり大きくないですが、なかなか立派で史料も色々残されています。

また英龍は日本で初めてパンを焼いたそうです。カノンパンという名前で地元で売られています。私も買って自分で食べてみました。ちょっと硬くて味もパンというよりはクラッカーに近いですが、ビールのつまみにはよく合います。
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