スカパラ

正式には「東京スカパラダイスオーケストラ」ですね。最近あまり私も聴いていませんが、息の長いアーティストです。

メジャーデビューが確か９０年頃ですから、もうかなり続いています。途中メンバーが亡くなったり出入りがあったりしましたが、スカパラが今でも生き残っているのは、Ｊ－ＰＯＰのニッチ市場にうまくはまり込んだからではないかと思います。

服装はよく黄色のスーツで出てきますね。植木等演ずる無責任男の緑色のスーツを思い出します。メンバーが多すぎて何人かわかりませんが、確か最初はサラリーマンだったような？

このバンド名にある「スカ」ですが、これは音楽のジャンルの一つです。ジャマイカでレゲエの前に出現した音楽ですね。私もジャマイカのアーティストではスカタライツくらいしか知らないのですが。レゲエを倍速にすると、多少スカっぽく聞こえるかも知れません。

音楽では例えば４拍子の場合、１拍目と３拍目が表で２拍目と４拍目を裏というのですが、スカは裏でリズムを刻みます。まあ単純といえば単純で、スカのことを「偉大なる一本調子」と評した人がいますが、まさにそんな感じです。

実は私も、大学時代バンドでスカパラの曲をやったことがあります。９人のバンドで大学も４大学混成で、練習日を合わせるのが大変でした・・・。私はベースなので楽させてもらいましたが、管楽器の人たちは結構大変だったようで、テクニックのひどさを勢いだけでカバーしていました（苦笑）。

そのメンバー９人のうち、実はベースが２人いて、私はエレキでもう１人はウッドベースでした。一度ベース２本でやってみようと私が提案して、エレキとウッドのツインベースでライブをやったことがありますが、意味ありませんでした（笑）。ツインドラムはよくプロでもやっていて、かなりかっこいいですが、ツインベースをやったのは、多分我々のバンドしかないのではと思います・・・。

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