イルマーレ [映画・テレビ]
2000年の韓国映画です。タイトルはイタリア語で海という意味のようです。「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンも出ています。レンタル店にも置いてあります。ハリウッドでもリメイクされています。
原題は「時越愛(シウォレ)」というらしく、要するに時を越えた愛ということです。まさに映画のストーリーそのものを表しています。
主人公は1999年を生きる女ウンジュと1997年を生きる男ソンヒョンです。この二人が、海辺の1軒の家の郵便受けを通じて、ひょんなことから文通を始めます。お互いの生きている時間が2年ずれていて、最初はお互い相手がウソをついていると疑います。しかしウンジュが「1998年1月9日は大雪が降る」とソンヒョンに予言して、それが当たったりするあたりから、ようやく二人の生きている時間のずれに気付きます。そしてお互いの境遇を少しずつ語り合うようになります。
そんな中、ウンジュが2年前に駅にカセットレコーダーを忘れた話をして、それをソンヒョンが取りに行くことになります。駅のホームに行くとウンジュンがいて、ソンヒョンは初めてその姿を見ることになるのですが、その当時のウンジュがソンヒョンのことなど知るわけもなく、声をかけることもなく素通りしてしまいます。カセットレコーダーを拾ったソンヒョンは、テープに自分の願いを吹き込んで、郵便でそれをウンジュへ送ります。
そんな具合に、2年の差が色々なことを引き起こします。そこから先は見てのお楽しみということで。
2年の時を隔てた人間同士が交信するなど、本来ありえないことですが、そのありえない設定から展開される内容にいつの間にか吸い込まれてしまいます。話の流れに不自然さや安っぽさを感じる場面も殆どなく、見ている側にとっては余分なことを考える必要のない、想像力をかき立てられるような映画でした。
原題は「時越愛(シウォレ)」というらしく、要するに時を越えた愛ということです。まさに映画のストーリーそのものを表しています。
主人公は1999年を生きる女ウンジュと1997年を生きる男ソンヒョンです。この二人が、海辺の1軒の家の郵便受けを通じて、ひょんなことから文通を始めます。お互いの生きている時間が2年ずれていて、最初はお互い相手がウソをついていると疑います。しかしウンジュが「1998年1月9日は大雪が降る」とソンヒョンに予言して、それが当たったりするあたりから、ようやく二人の生きている時間のずれに気付きます。そしてお互いの境遇を少しずつ語り合うようになります。
そんな中、ウンジュが2年前に駅にカセットレコーダーを忘れた話をして、それをソンヒョンが取りに行くことになります。駅のホームに行くとウンジュンがいて、ソンヒョンは初めてその姿を見ることになるのですが、その当時のウンジュがソンヒョンのことなど知るわけもなく、声をかけることもなく素通りしてしまいます。カセットレコーダーを拾ったソンヒョンは、テープに自分の願いを吹き込んで、郵便でそれをウンジュへ送ります。
そんな具合に、2年の差が色々なことを引き起こします。そこから先は見てのお楽しみということで。
2年の時を隔てた人間同士が交信するなど、本来ありえないことですが、そのありえない設定から展開される内容にいつの間にか吸い込まれてしまいます。話の流れに不自然さや安っぽさを感じる場面も殆どなく、見ている側にとっては余分なことを考える必要のない、想像力をかき立てられるような映画でした。
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