植木等 [映画・テレビ]
亡くなって早くも2年余りがたちます。肺気腫を患い10年も闘病生活を送っていました。宮川泰や青島幸男などが立て続けに世を去った時期とも重なり、寂しい限りでした。
植木等といえばやはり無責任男ですね。私はクレージーキャッツ全盛時はまだ生まれていませんでしたが、無責任シリーズや日本一シリーズは映画館やビデオで色々見ました。当時を知る人にはシャボン玉ホリデーも強烈なインパクトがあったようですね。私は90年の「スーダラ伝説」はよく覚えています。色々歌を覚えたのはその頃です。
無責任シリーズの奥深さは、植木等本人が全く正反対の性格だったという点にもあるかも知れません。本人の性格も全く同じだったら、どこか薄っぺらな感じがしてしまったかも知れません。
植木等の父は僧侶で、戦争に反対して投獄されたというのは、一般にも知られていました。また「スーダラ節」を売り出す時、その歌詞の内容に違和感を覚え、歌うべきかどうかかなり迷ったようですが、「わかっちゃいるけどやめられない」という歌詞は親鸞の教えに通じる、との父の言葉で歌うことを決意したという逸話も残っています。
植木等演じる平均(たいらひとし)も日本等(ひのもとひとし)も初等(はじめひとし)も中等(なかひとし)も、よくもまあそこまで調子のいい男がいたもんだという感じでしたが、後腐れない爽快感が漂っていました。時代が変わっても楽しめる、ついつい見てしまう面白さがあります。
植木等といえばやはり無責任男ですね。私はクレージーキャッツ全盛時はまだ生まれていませんでしたが、無責任シリーズや日本一シリーズは映画館やビデオで色々見ました。当時を知る人にはシャボン玉ホリデーも強烈なインパクトがあったようですね。私は90年の「スーダラ伝説」はよく覚えています。色々歌を覚えたのはその頃です。
無責任シリーズの奥深さは、植木等本人が全く正反対の性格だったという点にもあるかも知れません。本人の性格も全く同じだったら、どこか薄っぺらな感じがしてしまったかも知れません。
植木等の父は僧侶で、戦争に反対して投獄されたというのは、一般にも知られていました。また「スーダラ節」を売り出す時、その歌詞の内容に違和感を覚え、歌うべきかどうかかなり迷ったようですが、「わかっちゃいるけどやめられない」という歌詞は親鸞の教えに通じる、との父の言葉で歌うことを決意したという逸話も残っています。
植木等演じる平均(たいらひとし)も日本等(ひのもとひとし)も初等(はじめひとし)も中等(なかひとし)も、よくもまあそこまで調子のいい男がいたもんだという感じでしたが、後腐れない爽快感が漂っていました。時代が変わっても楽しめる、ついつい見てしまう面白さがあります。
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