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伊能忠敬の街 佐原 [観光]

2年ほど前に、千葉県の佐原へ行きました。現在は市町村合併で香取市になったようです。佐原といえば歴史ファンはよくご存知かと思いますが、伊能忠敬の出身地です。合併後の名称については、香取神宮の知名度を優先させたということでしょうか?

この佐原は昔ながらの風情の残る街で、天気のよい休日ということもあって、観光客も割と来ていました。車で行ったのですが、駐車場にもすぐには入れず、何台か出るのを待ちました。

街の中心部には川が一本流れていて、両岸に柳が植えられています。川は観光用の小舟が客を乗せて行き来しています。

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街には古い家や蔵があちこちに残っていて、今も普通に生活や商売に使われています。土産用に落花生羊羹が売られている店もあります。落花生の産地千葉ならではの土産という感じです。

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伊能忠敬記念館では色々資料を見ることができます。また江戸時代に伊能忠敬が暮らしていた家もそのまま残されています。

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伊能忠敬といえば江戸時代に全国を測量して日本地図を作成した人物として有名です。その地図は「伊能図」ともいわれていますね。この地図が国外に流出して、西洋に日本の正確な地形が知られることになります。幕末に各国の船が日本を目指す際に、この伊能図がかなり役に立ったようです。

ところで驚くべきことですが、伊能忠敬が日本各地の測量を始めたのは、何と50歳を過ぎてからです。元々は天文に興味があって、地図を作ることそのものは伊能忠敬の第一の願望ではなかったようですが、それでも当時の平均寿命を考えると、そのエネルギーには感服します。
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